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老後の資産作りや副業が当たり前になってきて、
「FXを始めようかな」
という人はとても増えています。
会社を辞めていきなり専業でやるというより、
「本業があるので合間でできて、そこまで元手がなくてもいいものがやりたい」
という、会社員やサラリーマン、フリーランスの方々に海外FXがおすすめです。
国内FXに比べて、海外FXは資金が比較的少なくてもチャレンジできて、
借金をするリスクがない、というのが利点であり、FX初心者にオススメする理由です。
比較的少ない資金で稼げるということで、海外FXでのトレードは注目されています。
でも、海外の会社なので、本当に大丈夫か、詐欺じゃないか不安にもなりますよね。
海外FXの特徴や選ぶポイントをまとめています。
メリットとデメリット、海外FX業者の選び方について解説しているので、海外FXについて学ぶにはちょうどいいと思います。
国内FX業者にはないお得なメリットもありますし、安心して取引できるので、知識をつけてチャレンジしてみてください。
海外FXのカテゴリー
ゼロカットシステムで追証なし
FXがリスク高いと言われる一つの理由が、借金をするかもしれない、ということです。
国内FX業者では証拠金がゼロを下回りマイナスになると、追証(追加証拠金)が発生します。
簡単に言うと、マイナス分を支払うように催促される=借金、ということです。
海外FX業者の大きな特徴の1つがゼロカット(ゼロリセット)システムです。
残高のマイナス分を会社が負担しますよ、というものです。
残高がマイナスにならないように、証拠金維持率が20%(会社によって前後します)を下回ると、含み損が大きいポジションから強制的に利確されます。
この強制ロスカットにより、極力マイナスにならないようになっています。
強制ロスカットは証拠金がゼロになる直前に発生するので、もしロスカットされたら、一から出直しです。
特にペナルティはなく、入金したらトレードを再開できます。
金融庁に登録していると追証をする必要があり、海外FX業者では追証の縛りがないので追証無しとしているということです。
つまり、金融庁に登録していないから実現しているのがゼロカットシステムです。
ボーナスがもらえる
海外FXのもう一つの大きな特徴はボーナスがあることです。
ボーナスはクレジットという扱いになり、残高(リアルマネー)とは別物になります。
海外FX業者によって異なりますが、口座開設や入金によってもらうことができます。
ボーナスがあると、証拠金が増えた状態で取引ができます。
つまり、
証拠金=残高+ボーナス(クレジット)
となります。
入金額の50%をボーナスとしてもらえたとして、10万円を入金すると、
証拠金=10万円+10万円×0.5=15万円
となります。
つまり、15万円を入金したときと同じ状態で取引ができます。
10万円の損失で残高がゼロになっても、5万円が証拠金としてある状態でトレードができます。
ボーナスの注意点は「出金できない」「出金するとボーナスが減る(無くなる)」です。
ボーナスでもらえるクレジットはあくまでもトレードが安全にできるための下駄のようなものであって、お金をもらえるわけではありません。
なので、ボーナスを出金することができません。
また、ボーナスは出金すると減ります、もしくは無くなります。
ボーナスがある状態で出金すると、残高に対する出金額の割合分のボーナスがなくなります。
残高30万円、ボーナス3万円から10万円(残高の1/3)を引き出すと、
ボーナスが1万円分(元の1/3)減り、残り2万円になります。
海外FX業者によっては、ボーナスがある状態で出金するとボーナスが無くなる(減るのではなく)場合もあるので、出金のタイミングは考えましょう。
1000倍以上もあるハイレバレッジ
海外FXの魅力はハイレバレッジです。
国内FX業者では最大25倍ですが、海外FX業者では200倍や500倍、そして1000倍以上のレバレッジを提供している会社もあります。
あくまでも最大であって、自分の資金に合わせてレバレッジを調節できます。
レバレッジは危険なイメージがありますが、振り幅が大きくなるだけで、危険というわけではありません。
10万円プラスになったポジションを仮に反対のポジションで持っていれば、マイナス10万円になります。
レバレッジが小さいと利益を出すには多くの資金が必要なので10万円マイナスでも「少し減ったな」くらいですが、
少ない資金でハイレバレッジでトレードをしていると、10万円マイナスで「あー、残高がゼロになった」となります。
証拠金維持率を高く維持しながら取引すれば資金が溶けることも避けられるので、レバレッジが高いことで少ない資金で利益を出しやすくなると捉えることもできます。
ドル円で1000通貨(つまり1000ドル)のポジションを取る場合、
レバレッジ5倍だと、必要証拠金は200ドル(約2万円)
レバレッジ500倍だと、必要証拠金は2ドル(約200円)
となります。
ドルが1円動くと1000通貨で1000円になるので、1円動いたときに1000円の利益を出すには、
レバレッジ5倍だと約2万円
レバレッジ500倍だと約200円
が必要、とも言い換えられます。
ギャンブルのように一か八かのポジションの取り方をすると危険なことにもなりますが、ハイレバレッジ自体が危険なわけではありません。
大きな利益が期待できる分、損益になる可能性もある、というようにリスクが高まるということです。
ハイレバレッジの取引では、リスク管理のために資金管理が重要になります。
両建てが可能
国内FX業者では両建て注文ができる業者もありますが、禁止もしくは警告を出すケースが多く、推奨されていません。
買いと売りのポジションを両方とも保有することで、手数料がかさむことが理由のようです。
海外FX業者では両建てを禁止していない場合が多いので、両建てによる手法が使えます。
両建てにすることで証拠金維持率を上げることやリスク回避もできるので、使い方によっては利益を出しやすくなります。
注意点としては、両建て可能としていても、「同一口座のみ」の海外FX業者が多いです。
つまり、別々の口座や別のFX業者の口座との間での両建ては禁止していることがほとんどです。
同一口座以外を禁止しているのは、ゼロカットシステムを悪用したトレードを防ぐためです。
悪意がなくても両建てをしてしまうケースはあると思うので、複数の口座やFX業者を利用する場合は気を付けましょう。
クレジットカードが使えるなど、入金方法が豊富
国内FX業者の場合は即時入金サービスもしくはATMからの銀行振込になりますが、海外FX業者の場合は銀行振込以外にもクレジットカードや電子ウォレットなどが利用できます。
クレジットカードはショッピング枠での利用となり、口座への入金反映も早いので、使い勝手がいいです。
スプレッドが広め
スプレッドは売り値(bid)と買い値(ask)の差です。
売り値と買い値の差分が取引での手数料となります。
国内FX業者に比べて、海外FX業者のスプレッドは広いです。
手数料は安い方がいいですが、海外FX業者ではハイレバレッジにより少ない資金で利益を出しやすいので、実際やってみるとあまり気になりません。
海外FX業者ではAXIORYやTitanFXがスプレッド狭いと評判です。
スキャルピングやEAなど短時間に取引をする場合は気にしたほうがいいですが、裁量トレードであれば、スプレッド以外の特徴でFX業者を選んだ方がいいと思います。
金融ライセンスがあるか
国内FX業者と海外FX業者という区別をなぜするかというと、海外FX業者は金融庁に届け出を出していないからです。
これだけを聞くと「それって、詐欺じゃないですか?」と感じるかもしれません。
海外FX業者の多くは海外の金融ライセンスを所持しています。
信頼できるFX会社かどうか、は金融ライセンスを確認するといいでしょう。
あとは日本人の利用者が多い海外FX業者は信用できると判断していいと思います(絶対ではありませんが)。
税金が高くなるかも
国内FX業者で発生した利益は申告分離課税となり、一律20%(所得税15%、住民税5%)です。
一方、海外FX業者で発生した利益は雑所得になるので、累進課税(所得税5~45%、住民税10%)となります。
課税所得金額と税率は以下の通りです。
課税される所得金額 | 税率 |
1,000円 から 1,949,000円まで | 5% |
1,950,000円 から 3,299,000円まで | 10% |
3,300,000円 から 6,949,000円まで | 20% |
6,950,000円 から 8,999,000円まで | 23% |
9,000,000円 から 17,999,000円まで | 33% |
18,000,000円 から 39,999,000円まで | 40% |
40,000,000円 以上 | 45% |
課税所得が330万円を超える場合は申告分離課税が適用される国内FX業者の方が税金は安くなります。
資金が十分にあり、25倍までのレバレッジで数百万円の利益を出せる場合は国内FX業者の方が税金面では有利です。
海外FXの場合はハイレバレッジだからこそ出せた利益ともいえるので、単純に税金だけではどちらがいいかは判断が難しいです。
ちなみに、海外FX業者であっても、入出金で銀行等を利用していることで、利益が出ていることは国にバレます。
年間20万円以上の利益がある場合は、忘れずに確定申告をしましょう。
(確定申告については他の所得との兼ね合いもあるので、必ず確認しましょう)
資金は分別管理しているか
詐欺と同様に心配になるのが「預けたお金は大丈夫か?」ということです。
万が一、会社が倒産したときなどにお金が戻ってくるか、は気になるところですよね。
預けた資金が大丈夫か、と判断するには「分別管理をしているか」を確認するといいです。
分別管理とは、お客様から預かったお金を会社のお金と別々に管理することを指します。
万が一、会社が倒産してもお金が戻ってくる、という仕組みです。
NDD方式を採用している
インターバンク(金融機関)と取引をする場合には、インターバンクと顧客(個人投資家)が直接取引するNDD方式と、FX会社が仲介してFX会社にあるディーラーデスクとインターバンクが取引するDD方式があります。
国内FX業者はDD方式、海外FX業者はNDD方式をとっていることがほとんどです。
特徴としては、DD方式の方がスプレッドが狭くて、NDD方式の方が約定力が高い(クローズしたときの価格と実際に約定した価格の差が出にくい)、となります。
DD方式の場合は顧客の損失がFX会社の利益になるのに対し、NDD方式ではスプレッドがFX会社の利益になります。
まとめ
海外FXはハイレバレッジで少ない資金でトレードができ、ゼロカットシステムにより追証無しのため、安心した取引ができます。
ボーナスを利用してお得にトレードもできるので、攻略する楽しみもあります。
海外FXでの取引のコツは資金管理です。
リスク管理をすることで、ハイレバは危険ではなく武器になり稼げるようになります。